皆さんどーも!バウムです。
今日は美食大国フランスについて
その驚きの食事習慣を
お話しようと思います。
フランス留学を予定している方は
ぜひ読んで心の準備をしておいて下さい。
それでは、フランスのトンデモ食事習慣
「７時間食事会」について話していきたいと思います。
フランスの食事は７時間かかる！？
そう、実はフランスでは
７時間の食事会をすることがあります。
毎日の食事はさすがに仕事もあるので
７時間もかかりませんが、
友人や兄弟、家族を呼んで
お家で食事会をするときは
基本７時間くらいかけます。
クリスマスや新年会の特別な日の食事はもちろん、
遠方からきた友人をもてなしたり、
近所の人を集めてホームパーティをする時も
この形式にのっとる事が多いです。
家庭によってはほぼ毎週ホームパーティを開き
この７時間食事会をするところもあるそうです。
では一体７時間もかけて何を食べているのか？
以下私が実際に体験した
７時間食事会のメニューと流れを紹介します。
実際の流れとメニューを大公開
では早速
食事会の内容を紹介したいと思います。
全体的な流れとしては、
テーブルを美しく整えた後
５つか６つのメニューが順番に出てきました。
早速順番に解説していきます。
テーブルを整える
まずはお客さんが来る前に
ホストはテーブルを美しく整えます。
テーブルクロスを敷き、
さらに上に映えるように
お洒落な細めのクロスを重ねます。
加えて星形などの
小さな飾りをその上に散りばめます。
その後写真のように
テーブルに皿を並べてプキンを敷き、
水を入れるグラス１つとワインを
入れるグラス２つを用意します。
二つあるのは赤ワインと
白ワインを分けるためだそうです。
こんな感じでテーブルの準備が整いました。
食前酒とおつまみで2時間
まず初めに出てくるのは、
食前酒と一緒に食べるおつまみです。
子供用にはちゃんとボトルに
入った炭酸ジュースなどが出てきます。
このおつまみはお刺身です。
じつはこの段階で軽く二時間くらいは
つまみながらのお喋りで過ごします。
アントレ｜前菜
食前酒タイムが終わったら
アントレという、
メインの前にたべる料理が出てきます。
このメニューは甘いパンを
フォアグラでサンドし、
メープルシロップと
甘酸っぱいベリーを添えた者でした。
フランスは日本ほど
フォアグラが高価ではないので、
一般家庭のちょっとした
贅沢くらいの感覚で出てきます。
甘いシロップとフォアグラの
組み合わせは最高ですね
これだけで満足しそうな内容ですが、
これはまだメインの前の前菜です。
メイン１
アントレを食べ終えると
ようやくメイン料理の登場です。
こちらは大海老の丸焼き。
メイン２
ここで再びメインです。
え？メインって２つもあるの？
私って思いますよね。
このような長い食事会や
手の込んだメニューがでてくる場合は
大抵メインが二つ出てきます。
このメニューはカモの丸焼きで
腹に甘めのソースが入ったもの。
トマトとジャガイモが添えられてますね。
チーズタイム
ようやくメインが終わったら、
毎食恒例チーズタイムに入ります。
一つの皿の上に様々な
種類のチーズが並べられ、
皆で回して自分の好きなものを
食べたい分とります。
チーズにバターを塗って
食べるのがオーソドックスな食べ方ですが、
日本人におススメなのが
味のきつくないチーズにハチミツを塗る食べ方。
フランス人からすると
それはヤギチーズの食べ方で
他のチーズにやるのは邪道だそうですが(笑)
デザート
チーズタイムの後、
ここでようやくデザートの出番です。
普段の食事でもアイスや果物などの
デザートは食べるのが基本ですが、
このような食事会の時は
街の有名なパティスリーから
ケーキを買ってきます。
こちらは街で一番と言われる
パティスリーから
チョコレートケーキと、
ゆず味のケーキ。
まとめ
以上フランスでの
７時間食事会について紹介いたしました。
デメリットは、
メニューが多すぎて
慣れるまでは食べるのに苦しいこと、
これが夜９時からスタートして
朝６時までやることもあるので
体力を使うことです。(笑)
でもメリットはなんといっても
あの豪華なフレンチですよね。
フランス語が上手く話せないうちは
7時間のお喋りについていくのは大変なので、
留学初期はお手伝いに奔走するのも良い手です！
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