皆さん、どーも!バウムです。
今回は人気テレビ番組
「所JAPAN」に登場した、
子供にお片づけを喜んでさせたりなど
人が動きたくなる「仕掛け」づくりのプロフェッショナル
松村真宏教授についての基本プロフィール、
研究者としての経歴や受賞歴から
「仕掛け学」とは何か、
その具体的な事例と誰でも「仕掛け学」が学べる
松村教授の代表著書までを
紹介していきたいと思います!
松村真宏さんwiki風プロフィール
松村真宏 | |
誕生年 | 1975年 |
出身地 | 大阪 |
職業 | 大阪大学大学院経済学研究科教授 |
最終学歴 | 東京大学大学院工学系研究科博士課程 |
研究分野 | 「仕掛け学」 |
著書 |
|
工学と様々な分野を融合させた学問
「仕掛学」を創始された松村真宏教授は
出身大学は大阪大学ですが、
博士課程は東京大学の院を卒業されているようです。
学者としての今までの経歴や受賞歴
2003年4月-2004年2月
東京大学大学院情報理工学系研究科 学術研究支援員
2004年3月1日-2004年3月31日
大阪大学大学院経済学研究科 講師
2004年4月-2007年7月
国立大学法人大阪大学大学院経済学研究科 講師
2007年8月-2017年6月
国立大学法人大阪大学大学院経済学研究科 准教授
2017年7月-
国立大学法人大阪大学大学院経済学研究科 教授
【受賞歴】
・大阪大学賞(大阪大学,2017年11月)
・ベストペーパー賞(山本晶, 松村真宏,日本マーケティング学会,2017年10月)
・大阪大学総長奨励賞(大阪大学,2013年08月)
大阪大学の研究者総覧によると、
客員研究員としてアメリカの名門大学、
イリノイ大学やスタンフォード大学でも
研究に携わっているそうです。
海外でも大活躍されているなんて、すごいですね!
仕掛け学とは
仕掛学は、工学・デザイン・心理学・認知学など
理系も文系も含めた
色々な学問が組み合わさってできた新しい学問です。
仕掛学は、ついついやってしまいたくなる人間の心理を
応用した仕掛けを生み出し、その効果を検証します。
つまり、人をルールで縛ったり強制しなくても、
いかに自然と行動を誘い効果が得られるかを研究しているのです。
松村教授は新しい学問を創り出した、
ということですよね、すごいです。
実際の仕掛けられた事例
- ごみ箱の上にバスケットゴールがあると、
ごみをごみ箱に捨てる人が増え、路上のごみが減った。 - 公共の男性トイレの小便器に的が描いてあると、
自然にそこを狙うので飛び散り汚れが減った。 - 傘置き場に、傘の盗難についてのアンケートを
貼っておくと、傘の盗難が減った。
言われてみれば、ついやってしまいそうな
行動なんかが仕掛けられていますね!
男性用トイレにハエのシールを貼ると清掃費用が大幅に浮いたという事例をご存知……?(飛散量が最小となる地点にハエのシールを貼る)
実はハエ以外にもハチやテントウムシでも試したらしいのだけれど、ハエが最も効果的だったそうよ……男の人の心って難しいわ……
— 仕掛学たん 『仕掛学』好評発売中! (@shikakegakutan) August 23, 2020
【事例】
看板の言葉を「痴漢に注意」から「住民の皆様のご協力で痴漢を逮捕できました。ありがとうございました」という言葉に変えると、ピタッと被害が減ったそうよ……ちょっとした言葉の違いが大きな変化を生むこともあるのね……#shikake
— 仕掛学たん 『仕掛学』好評発売中! (@shikakegakutan) August 16, 2020
仕掛け学が学べる!松村教授の著書
『仕掛学―人を動かすアイデアのつくり方』
「ついしたくなる」にはシカケがある。
スタンフォード大学の講義でも用いられている、
日本発のフレームワーク、仕掛学【Shikakeology】。
押してダメなら引いてみな。
一言で言うとこれが仕掛けの極意だそうです。
人に動いてほしいときは無理やり動かそうとするのではなく、
自ら進んで動きたくなるような
仕掛けをつくれば良いということですよね。
ただ、言う は易し行うは難し。
そのような仕掛けのつくり方はこれまで
誰も考えてきませんでした。
それをこちらの本では仕掛けの事例を分析し、体系化、
「ついしたくなる」仕掛けのアイデアのつくり方について紹介しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
実際に人に指示を出したり、
ガミガミ言うことなく
目的の行動を自分からしてもらう「仕掛け学」
凄すぎますよね。
私も実際に本を読んでいろいろ
試してみたいものです!
こちらの動画では松村教授が実際に
具体例を交えながら「仕掛け学」
を説明してくれています👇
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