皆さん、どーも!バウムです。
今回はテレビ番組
「じっくり聞いタロウ」に出演された
元「中卒政治家」でありながら
薬物所持の現行犯逮捕で転落した
細川慎一氏について、
そのwiki風プロフィールや
中卒から政治家になるまでの経緯、
栄光の人生を歩んでいたはずなのに
なぜ薬物に手を染めてしまったのか?
事件の背景などを解説していきます。
細川慎一氏のプロフィール
細川慎一 | |
出身地 | 神奈川県横浜市 |
年齢 | 46歳(1974年生まれ) |
経歴 |
|
現在の職業 | NPO法人Hatch代表 |
中卒から政治家へ|最年少当選までの経緯とは
1.中卒に至った生い立ち。詐欺に遭い貧乏生活へ転落
横浜市の繁華街で生まれ育った細川氏、
もともと家庭は裕福な方であったそうです。
しかし、私立高校に入学して間もない時に、
父親が詐欺に遭ってしまい全財産を失ってしまいます。
やむを得ず高校を退学した細川氏は、
「中卒」という学歴を背負いバイトに明け暮れたそうです。
2.政治の世界に関わるようになったきっかけ
当時から「ビッグになってやる」
との思いを強くもっていたという細川氏。
友人に「政治家と親しくすれば良いことがある」
と言われたことから政治関連の本を読み漁るようになったとか。
その甲斐あって、22歳の時には「細川が政治の勉強をしている」
と聞いた政治家秘書の幼馴染から「お前もやらないか」とお誘いを受けたそう。
その後は様々な神奈川県選出の国会議員の秘書を務め、
江田・維新前代表の元秘書も務めたと言います。
3.なぜ自身が政治家に立候補しようと思ったのか
地元秘書というのは、地方へは帰れない議員本人の代わりに、
地域の活動に参加しながらコネクションを強めるという仕事を
したりもするわけですが、
そのように地域と密接に関わり合う中で細川氏は
町内活動が如何に地域の発展のために重要なのか、
を痛感するようになったと言います。
しかし同時に、町内役員の高齢化ゆえに
このままでは地域の繫がりが消えてしまうとの
問題意識も持つようになりました。
地方議員になることを決心したそうです。
4.苦心しながらも町議に当選した経緯とは
20代で横浜市議選、30代で神奈川県議選に立候補するも2連敗。
県議選の際には政治家秘書を辞めて
臨んだ選挙でもあったので、収入はゼロに。
妻や子供を養うために苦しい肉体労働のバイトを
いくつも掛け持ったそうです。
その後は葉山町に移住し、三度目の正直と
今度は町議選に立候補します。
なんと議員選の一年以上も前から
駅前に立ち続け、挨拶をしたり、
町の多くの家庭や人々と関われる
葉山町の新聞販売店での配達や営業の仕事をしたそうです。
そして2015年4月、満を持して葉山町議選に立候補します。
町職員の地域手当削減などを公約に掲げて、初当選にして
圧倒的な票数での「トップ当選」や「最年少当選」を果たします。
学歴なんて関係ない、
実際はその人の意志や行動力、経験が重要なんだと思わされますね。
なぜ薬物に溺れることになったのか、その理由は?
就任後すぐにその有能ぶりを発揮し、
自分より立場が上の者に対しても臆せず葉山町のためならと
意見を言う姿が住民にも支持されていました。
しかし周囲からの高まる期待を感じるほど、
プレッシャーを感じ細川氏は心の平静を失っていくことになります。
家族のことも突き放し、睡眠時間も惜しんで
異常に働くようになったそうです。
「眠ったら、今まで覚えた知識が全て消えてしまうんじゃないか。
言い知れぬ恐怖に駆られるようになりました」
との言葉を残していますから、
相当追い詰められた精神状態であったのでしょう。
そして当選から半年後の2015年10月、
細川氏はついに覚醒剤に手を染める事となります。
理由は「ボロボロになった身体や精神状態を押して働き続けるため」
仕事のためだったといいます。
ここまでくると本当に普通の精神状態ではなく
いわゆるワーカホリックだったのでしょう。
それを機に毎週横浜で
売人から覚せい剤を入手することになったと言います。
まとめ
いかがでしょうか。
「じっくり聞いタロウ」で取り上げられた細川氏ですが、
「中卒政治家」や最年少当選からの薬物報道での転落の裏には
こんなエピソードがあったんですね。
当時は元プロ野球選手の清原和博氏が
薬物疑惑で逮捕されたばかりだったので
マスコミ報道がここぞとばかりに盛り上がり
偏向報道やデマも多数見受けられたそうです。
仕事のためにせよ何にせよ、
薬物を使用してはいけないのももちろんですが、
各種報道メディアのモラルも
問題点があるのかもしれません。
細川氏の逮捕時の真相や、
出所後の現在、何をしているのかについては
コチラの記事を参照ください。
こちらは当時の保釈時の映像です。
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